COIは藝大という眠れる獅子を起こしたとも言える。芸術は、科学や医学との連携を通じて、より大きな社会的価値をもたらす可能性とともにアーティストの活動機会を増やすことにもつながる。先行き不透明で社会が混沌とする中、藝大への高まる期待に応えられるよう、COIの成果を新しい藝大に活かしていきたい。
COI活動の終了にあたり、大学執行部の先生方からのメッセージをご紹介いたします。 COI始動当時、東京藝術大学では、長期かつ大型の産学官連携プロジェクトの経験が少なく大きな努力を要しましたが、トライアルから本研究に移行し、ついには、学部や研究科をまたがる全学的な活動になりました。9年間にわたる3つのフェーズで最高評価「S」を得ることができましたのも、学内で、活動への理解が深まったからともいえます。COI最終年にあたり寄せられたメッセージをご紹介いたします。 なお、役職名は、令和4年3月現在のものです