研究プロデューサー
桐山 孝司(東京藝術大学 大学院映像研究科 教授)
桐山 孝司(東京藝術大学 大学院映像研究科 教授)
藝大のアート思考が工学的知見と教育学的知見に結びつき、音楽と映像と情報技術の新たな融合を生み出しました。映像と同期する人工知能と音楽コンサートやゲームへの高度な映像技術の応用は、これまでの日常の感覚を凌駕する「共感覚の世界」を提供する試みであると同時に、五感に働きかける芸術体験として享受者の(身体)感覚を拡張させ、新たな芸術的な「感動」を実現する試みとして結実しました。共感覚メディア研究が、革新的な感動の広がりを芸術分野に切り拓きました。