2022.3.8
3月7日、山梨県立美術館にて、コレクション企画展「クローン文化財ミレーの《種をまく人》」のプレスツアーが開催されました。同企画展では、東京藝術大学COI拠点文化共有研究グループ(テーマリーダー宮廻正明特任教授)が、山梨県立美術館が保有するミレーの《種をまく人》の超高精細画像データを活用して制作した「クローン文化財」をオリジナル作品と並べて展示します。さらに同企画展は、クローン文化財の技術開発にも焦点を当て、その制作工程も紹介します。
プレスツアーには、長崎幸太郎山梨県知事も参加し、文化共有研究グループの深井隆特任教授による説明が行われました。同日、長崎知事、青柳山梨県立美術館館長、澤学長等による対談も行われ、クローン文化財をはじめ、芸術全般を活用した文化振興などについて前向きな意見が交わされました。今回制作されたクローン文化財は、山梨県立美術館の要望を受け、今後様々な分野で永続的に活用することを目的に寄託する、国内の公立美術館として初の事例となります。
山梨県立美術館コレクション企画展 ミレー作品の超高精細画像が生む新たなひろがり「 クローン文化財 ミレーの《種をまく人》」
会期:2022年3月15日(火)〜2022年3月27日(日)
開館時間:9:00-17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)祝日の翌日(日曜日の場合は開館)
休館日=3月22日(火) ※会期が変更になる可能性がございます。最新の情報は同館HPをご確認ください。
会場: 山梨県立美術館 特別展示室
〒400-0065 山梨県甲府市貢川1-4-27
特別協力:東京藝術大学COI拠点、株式会社IKI
詳細はこちらをご覧ください。
[東京藝術大学のニュースページ]
https://www.geidai.ac.jp/wp-content/uploads/2022/03/news_0314.pdf
[山梨県立美術館のホームページ]
https://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/exhibition/2022/661.html