2021.9.10
東京藝術大学大学美術館にて「みろく−終わりの彼方 弥勒の世界−」を開催します。
釈迦仏入滅後、救世の光をもたらす未来仏として弥勒は東アジアで広く親しまれ、海を渡って遥か東方の日本に至っています。
その中継地となったアフガニスタンのバーミヤンの磨崖に刻まれた像高55メートルの弥勒の大仏(西大仏)は、多くの人々の信仰を集めていましたが、あいつぐ戦乱の中、破壊され、往古の姿を失ってしまいました。
この度の展覧会では、アフガニスタン復興への想いを込め、スーパークローン文化財で復元したバーミヤンE窟仏龕天井壁画の《青の弥勒》を中心に、ガンダーラとアフガニスタンの弥勒菩薩像を展示。弥勒の道を辿る展覧会となっています。他にも敦煌莫高窟275窟交脚弥勒菩薩像、バーミヤン東大仏天井壁画《天翔ける太陽神》、法隆寺金堂9号壁のスーパークローン文化財も展示します。
釈迦に代わって人々を救う未来仏「弥勒の世界」をぜひご覧ください。
会期: 2021年9月11日(土)〜2021年10月10日(日) 10時〜17時(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日、9月21日[ ※ただし9月20日(月・祝)は開館]
会場:東京藝術大学大学美術館
東京都台東区上野公園12-8
◆「オンライン国際シンポジウム」のお知らせ
開催日程:2021年9月21日(火)
「事前登録不要・参加無料」詳細はこちらをご覧ください。
https://www.mirokuten.com/