東京藝大COI拠点のサイトビジット（拠点視察）が、10月30日にArts & Science LAB.で行われました。当日は、COIビジョン２の小池聡ビジョナリーリーダーをはじめ、ビジョナリーチームメンバー、JST関係者、文部科学省など、約20名の方々にご来訪いただきました。

東京藝大からは、澤和樹学長をはじめ、プロジェクトリーダー、研究リーダー、各研究プロデューサー、各研究開発グループ、研究推進機構、事務局などが出席し、企業等の拠点参画機関からも多数ご参加いただきました。

オープニングでは、新井鴎子特任教授（研究プロデューサー）のピアノ伴奏にあわせて澤学長がバイオリンを演奏し、和やかな歓迎ムードを演出しました。その後、山本耕志プロジェクトリーダーによる拠点全体の進捗報告に続き、各研究開発グループから活動報告を行いました。午後は、東京2020オリパラとその先を見据えたプロジェクトの提案や、若手研究者４名からの最先端の研究発表など、東京藝大ならではの多岐にわたるアートイノベーションが紹介されました。

最後にプラットフォーム構築に関する報告を行い、ビジョナリーチームから大きな期待を寄せていただきました。今年度からフェーズ３に入り、社会実装やプラットフォーム形成がより意識される中、JSTや文部科学省へ東京藝大の取組みをご理解いただき、忌憚のない意見交換ができた有意義な1日となりました。