2018.07.04
7月4日、COIプログラムビジョナリーチーム、文部科学省などから20名の来訪者を迎え、サイトビジット(拠点視察)が行われました。
オープニングでは、澤和樹学長が、「自身のピアノ伴奏」に乗せて、美しいバイオリンの音色で歓迎の「同期演奏」を披露しました。
小池聡ビジョナリーリーダーの挨拶に続き、山本耕志プロジェクトリーダー、桐山孝司研究リーダー、荒井 経 戦略統括・サブ研究リーダー他、各研究開発グループから、進捗状況についての報告がありました。会議には、拠点参画機関とともに、佐野 靖 社会連携センター長ら東京藝大関係者を含む総勢70名近くが出席しました。
午後の研究開発工房視察では、小池ビジョナリーリーダーが新井鴎子グループリーダーのサポートでAI同期システムによるピアノ伴奏追従を体験、「一本指で奏でる名演奏」に出席者から盛んな拍手が送られました。各フロアでは、若手研究員らがクローン文化財の制作に携わる様子や、暗室での3Dホログラム展示、藝大オリジナルアンドロイドなど、最先端の研究開発について趣向を凝らした展示と解説を行いました。
当日は永井良三総括ビジョナリーリーダーにもご来訪いただき、最後は時間を延長しての活発な意見交換が行われるなど、今後の更なる飛躍に向けて有意義な1日となりました。