2015.12.05-06
12月5-6日、「藝大アーツ・スペシャル2015~障がいとアーツ」が東京藝大COI拠点、同大、同演奏藝術センターとの共同主催、ヤマハ株式会社の技術協力により、東京藝大奏楽堂などで開催されました。
2日間のイベントでは、宮廻正明RL、本拠点参画機関・名古屋大学医学部附属病院・水野正明教授らをパネリストに迎えたシンポジウム「障がいと表現」や、メイン・コンサート「聞こえる色、見える音」など、障がいを超えて表現する場をともに作り上げ感動を創出、連日多くの来場者の盛んな拍手を受けました。
当日のミニ・コンサートでは、筑波大学附属桐が丘特別支援学校の協力を得て、ヤマハ株式会社研究開発部と「障がいと表現研究グループ」の松下功SPL、新井鷗子GL、高橋幸代助手らを中心に開発されたピアノ演奏追従システムも紹介され、障がい者の芸術表現活動分野での新たなイノベーション創出に大きな期待が寄せられました。
また「共感覚メディアグループ」桐山孝司GLらが、音を映像化し、音楽を肌で体感するオリジナルコンテンツをメイン・コンサートで同時上映、COIの研究開発活動で培った技術を披露する場となりました。