2019.6-
インクルーシブアーツ研究グループの新井鷗子特任教授と横浜市立中村特別支援学校の吉原勝校長が、共同研究「自動伴奏機能付きピアノ演奏による障害者支援の可能性」を進めています。
本学COI拠点とYAMAHAが開発した自動伴奏機能付きピアノDisklavier™を2019年6月〜7月の間、同校に設置。生徒らの反応を観察したところ、ピアノの音が聞こえると生徒たちが集まり、自分からピアノに手を持っていくなどの積極的な行動が見られました。
新井らは、脳からの指令が正常に体に伝わらない重度の重複障がい者は、手足の動きを正しく制御することが難しいが「ピアノを弾きたい」という動機づけが体の動きをコントロールする効果を生み出しているのではないかと考えています。
ピアノを演奏する生徒のようす
Copyright © Tokyo university of the Arts All rights reserved.