2018.02.10-05.21

「バベルの塔」オマージュ企画展開催!
於 ボイマンス美術館(オランダ・ロッテルダム)

2017年に東京、大阪で開催された「バベルの塔」展(朝日新聞社など主催)の大成功と、オリジナル絵画の帰還を記念して、ボイマンス美術館(オランダ・ロッテルダム)で2018年2月~5月、日本展のオマージュ企画展「BABEL  Old Masters Back From JAPAN」が開催されています。
東京藝術大学COIは、参画企業・朝日新聞社のコーディネートで、2016年からNICAS(オランダ芸術科学保存協会)との協定に基づく共同研究、人材交流、科学分析とクローン文化財の制作などを行っています。今回の企画展では、昨年Arts & Science LAB.で開催した「Study of BABEL」(東京藝大COI主催)に関連して、拡大複製画、3D解説映像、動く絵画(アニメーション)映像、の3点を出展しています。
展覧会の開会に先立ち、COI文化共有研究グループから西川竜司・特任研究員ら5名が会場を視察しました。2月9日昼に開催された国際記者発表会では、冒頭、館長のSjarel Ex氏より、本展覧会は日本での展覧会から強いインスピレーションを得て開催、新たな展示の試みとなっている、との挨拶がありました。欧州から集まった約20人のプレス関係者らは、東京藝大COI関係者らの説明に熱心に聞き入っていました。特設映写室での3D映像も、真に迫る塔の描写が注目を集めました。
同日夜は、展覧会プレオープンレセプションが行われ、Sjarel Ex館長を中心に、展覧会開催に関わった朝日新聞社、猪俣駐オランダ日本国大使ら多くの日本人関係者によるテープカットで華やかに幕を開き、約1500名の参加者がバベルの塔展を鑑賞しました。
同展は2月10日より5月21日まで一般開催されています。

◆ボイマンス美術館(オランダ・ロッテルダム)で開催中の展覧会詳細はこちら。


オープニングセレモニー

国際記者発表の様子

制作した映像の前で
布山浩司・特任研究員(左)、
工藤湖太郎・特任助手(右)

東京藝術大学COI「感動」を創造する芸術と科学技術による共感覚イノベーション拠点

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