2017.09.03
「年に1回くらいは、渋谷の街の真ん中で自由に音楽できる日があったら素敵じゃないか!」そんな思いから2014年より毎年開催されている音楽フェス「渋谷ズンチャカ」。今年は藝大COIも初参加、障がいのある方のための研究開発成果を搭載したピアノDisklavierを、なんと人々が行き交う渋谷マークシティ1Fイベントスクエアに持ち出しました!新井鷗子グループリーダーら4名のサポートで、立ち止まった参加者それぞれのレベルや好みに合わせて、自動演奏機能とペダル駆動装置を搭載したピアノ伴奏が追従してくれる「だれでもピアノワークショップ」を開催し、好評を博しました。
当日飛び入りで参加した皆さんからは、「完全伴奏ではなく、弾いたメロディについてきてくれるところが、臨機応変でよかった」「どの人にとっても演奏する意欲につながるよい取り組みだと思う」など、人と音楽の近未来の関係を予感させる声を多くいただきました。
最後には、片手でメロディを奏でるだけで華やかに伴奏が鳴り響く「だれでもピアノ」とともに、通りかかった人々みんなで大合唱!技術開発の成果が音楽に乗って街や人々に届く楽しい1日となりました。