2017.07.21-07.30
東京藝術大学COI拠点と大学院映像研究科は、「東京藝術大学にゲーム学科ができるとしたら...!?」というチャレンジングな想定のもと、期間限定で仮想の「ゲーム学科」を開講中です。展覧会には、藝大COI拠点 共感覚メディア研究グループ 若手研究員らのアニメーション作品を始め、映像研究科所属の学生ら若手アーティストらが創意工夫を凝らした作品の数々が並んでいます。
とりわけ、インタラクティブなゲームを新たな芸術表現の場として捉えた「アニメーション to ゲーム」の手法は、来場する多くの観客を魅了しています。制作者の一人、薄羽涼彌さんは、ゲームをトリガーとした芸術表現の可能性について、「確実な手応えを得た」と話します。
7/26には、学校教育の場でVRの制作を取り入れ、国内外で受賞経験を持つ立教池袋中学校・高等学校の教員・生徒ら40名が来訪、作品展示一つ一つに驚嘆の声をあげながら制作工程を熱心に質問するなど、若者と藝大アーティストらの交流の場を創出し、新たな感動を共有しています。
この他、展覧会では、南カリフォルニア大学、株式会社スクゥエア・エニックスからも多くの協力を得、ゲームと芸術について考える講義や議論の場を提供します。
会期も残りわずか、ぜひ皆さまお誘いあわせの上ご来場ください!