2017.06.03
文化外交・アートビジネスグループ・千住明グループリーダーは、藝大生の学部を超えた芸術創作活動とアーティストの権利意識の向上、アントレプレナー育成などを目指して、「SENJU LAB」を開講しています。
ここに参加する学生らが、6月3日つくば市で開催された’EDGE INNOVATION GROOVE AWARD’(文部科学省主催)で、見事最優秀賞、TDK賞を受賞しました。
この’EDGE INNOVATION GROOVE AWARD’とは、科学技術×音楽のビジネスプランコンペティション。1st Session で初めて出会った参加者らがチームを編成し、限られた期間内でビジネスプランを考え、ピッチ形式で発表を行うというものです。
Final Sessionまで勝ち上がった足立美緒さん(音楽音響創造修士3年)、余湖雄一さん(作曲科5年)らは、「My Melody」というサービスを提案。これは「一人一人が作曲家」というコンセプトのもと、誰でも簡単に作曲ができるアプリとIoTデバイスで、生活空間に音を配置する、というものです。
チーム「My Melody」は、並み居る強豪を抑えて最優秀賞、TDK賞に輝きました。
また同じくFinal Sessionで、作曲家2年 室元 拓人さんらのチーム「ALL-Grades」が、’play the place’をコンセプトに音楽と人との新しい関係性を作るシステムを提案、 J-WAVE 賞(音楽賞)を受賞しました。
今後の若手アーティスト・研究者らの異分野コラボレーションに、大きな期待が寄せられています。