2017.02.17
2017年2月17日(金)、東京藝術大学奏楽堂において、コンサート・シンポジウム「それぞれの美 Sports Arts Science」を開催しました(東京藝術大学COI拠点他 企画)。
この企画は、昨年夏の「Summer Arts Japan 2016」に続く取り組みとして行われたものです。今回はCOI「2020構想グループ」に加え、「共感覚メディア研究グループ」「ロボット・パフォーミングアーツグループ」らが、シンポジウムをコアとして、スポーツ、芸術、科学の演目が融合したパフォーマンスを企画、これまでに誰も見たことのない世界観をステージ上で披露しました。
当日は、共催の順天堂大学の学生らが、前回「Summer Arts Japan 2016」で好評を博した「音舞」の体操種目を一部変更して再演。COI参画企業・ヤマハ株式会社開発のセンサーを装着し、感知した動きの情報を自動演奏ピアノに送信、スポーツの奏でる音色とトップアスリートの美しい演技が共演しました。
続くシンポジウムには、鈴木大地・スポーツ庁長官、宮田亮平・文化庁長官、小宮山宏・三菱総研理事長(東京オリンピック・パラリンピック競技大会 街づくり・持続可能性委員会委員長)、水野正明・名古屋大学総長補佐(文部科学省COI研究アドバイザー・構造化チーム)らが登壇し、松下功・COIサブプロジェクトリーダーの進行で、2020年へ向けた「スポーツ・芸術・科学」の融合の美や、文化プログラムにおける可能性などを語り合いました。
ステージの最後は、澤和樹・東京藝術大学学長の指揮により、琴、三味線約30名とオーケストラによる演奏に舞が現れ、伝統と現代・東西の融合による大団円、新しい文化芸術の融合の美を内外に発信しました。