2015.09.16
ロボットパフォーミングアーツグループは、最先端のロボット・ペッパーに演劇の演出手法を活かして、観光拠点で多言語での案内を行うなど、街全体を演出することを目指している。この第一歩となる「お披露目会」を、9月16日に兵庫県豊岡市城崎温泉「さとの湯」にて行った。マスコミ各社が集まる中、中貝宗治 豊岡市長、平田オリザ特任教授の率いる研究開発グループがロボットを中心とした記者会見を行い、広く注目を集めた。現在は城崎国際アートセンターにロボット・ペッパーを常時展示し、市民や観光客との交流に貢献している。このロボットプロジェクトは、インバウンド増加の対応策に苦慮する各観光地の期待を集めており、今後はより効果的なソフトウェア開発などを計画している。
Copyright © Tokyo university of the Arts All rights reserved.