研究プロデューサー
新井 鷗子(東京藝術大学 特任教授)
新井 鷗子(東京藝術大学 特任教授)
人々のインクルーシブに対する視野を「障がい児から高齢者」「個人から地域」「芸術から福祉、福祉から医療」へと広げ、芸術が社会を変えるツールになることを示した研究です。障がい者を主役とした新たな音楽や芸術表現の開発に留まらず、地域定着に向けた手法の確立や評価指標の検討、それを支える人材の育成を手掛けるなど、自立的かつ継続的に行うインクルーシブイベントのあり方を提案しました。その過程で開発した「だれでもピアノ」は、STI for SDGs(文部科学大臣賞)を受賞するなど、芸術と科学技術の融合における先進的な研究成果となりました。