2015.07.06
7月6日、文部科学省、JST横田昭ビジョナリーリーダーらによる東京藝術大学COI拠点の活動状況視察が行われ、本拠点からは菅原隆幸プロジェクトリーダー、宮廻正明研究リーダーをはじめ、参画企業を含む関係者25名が出席しました。
当日は球形ドームに投影された雅な映像と音楽(共感覚メディアグループ制作)が来場者を出迎えました。会議では菅原PL、宮廻RLが本拠点の課題である企業との連携状況等につき説明を行い、その後5グループ(文化共有、共感覚メディア、ロボットパフォーミングアーツ、障がいと表現、2020構想)より研究開発について進捗状況を報告しました。続く研究開発現場視察では、Arts & Science LAB. 2階を訪れた一行が、実際に文化財の複製作業にあたる研究員らの活動に熱心に見入っていました。
JST・文科省からは、芸術分野の特殊性を踏まえた本拠点の活動に対する好意的なコメントとともに、活動についての実証化・数値化による分析の重要性など、貴重な示唆をいただきました。また、本拠点が全国の他拠点の牽引役となるよう大きな期待が寄せられました。