2016.08.25~08.26
8/25-26に東京ビッグサイトで開催されたJSTフェア。今年は東京藝大COIブース内に、高さ7m×横幅7m×奥行き8mの展示空間を設営、4月〜6月に東京藝術大学陳列館に展示したバーミヤン東大仏天井壁画「天翔る太陽神」を中心に、文化共有研究グループ制作のクローン文化財を出展しました。ブースではこの巨大天井壁画の他、今年の5月にG7伊勢志摩サミット・サイドイベント会場に展示された「法隆寺金堂壁画」、「バーミヤン東大仏天井壁画(60%拡大)」を展示し、あわせて同サミット会場の様子を上映、各国首脳がクローン文化財に触る映像に多くの来場者が見入っていました。
ブース側面には、法隆寺釈迦三尊像(3D樹脂プリント)や、額まで‘クローン化’したオルセー美術館所蔵の油画作品、遊び心満点の「香る浮世絵」なども展示。会場では宮廻正明研究リーダーの熱のこもった講演も行われました。
訪れた来場者は、圧倒的なインパクトを誇る巨大天井壁画の手触りを確かめながら、制作担当者らと熱心に意見を交わしました。
Copyright © Tokyo university of the Arts All rights reserved.