代表メンバー
千住 明(東京藝術大学 特任教授)
小川 類(東京藝術大学 特任准教授)
立命館大学、順天堂大学、ティーエスアイ、JVC ケンウッド、JVC ケンウッド・ビクターエンタテインメント、NHKエンジニアリングシステム |
グループ概要と成果
2017年度より東京藝術大学、立命館大学、順天堂大学の若手連携研究として開始された「バイタルデータ・アート化システム」は、身体の動きと音楽の融合が重要なテーマである。そこでは障がいの有無にかかわらす、人体が持つ可能性に着目し、芸術における新たな価値の創出に重点をおいた。
また個性を極限まで磨き上げ超人的な芸に仕上げる究極の「共生と多様性の産物であるサーカス」を題材に、多くの企業との協力をしながら心豊かな未来社会を目指すイベントを企画制作、そのマイルストーンとして、2021年度オリパラ、2025年度大阪・関西万博を設定している。
そしてこれからの音楽芸術表現の重要なファクターになる「AI」を中心に、各ジャンルの研究者と共に「未来の芸術の姿」を探求する試みも積極的に行い、そしてコロナ以降の「新しい鑑賞方法」の研究、実践を行う。この3つのテーマを柱に、音楽と科学との融合で新しい芸術を創りだし、あらゆる人種や性別、年齢を包括した豊かな社会の土壌となる、ことを目標に活動を行う。
コロナ対応
「バイタルデータ・アート化システム」のコロナ対応として、2020年5月にオンライン上で非接触型骨格推定プログラム「バイオシグナル・アート」をリリースした。
https://www.biosignal-art.net
ポストコロナの「新しい鑑賞方法」の実践の場として、2020年生誕250周年を迎えるベートーヴェンの作品を題材にした、AI音楽コンサートを開催し、高音質配信などの検証を行う。
紹介動画
「Biosignai Art」コンセプト・ムービー |
サーカスオペラ |
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