東京藝術大学COI

“別品の祈り”

-法隆寺金堂壁画-

2014.4.26(土)- 6.22(日) 会場:東京藝術大学大学美術館・陳列館
10:00 - 17:00(入館は16:30 まで)|休館日:月曜日(4.28,5.5は開館)|観覧料:無料

展覧会情報

概要

 法隆寺と東京藝術大学(旧・東京美術学校)の関係は古く、フェノロサや岡倉天心による明治期の調査や金堂壁画再現模写事業をはじめとして、本学では法隆寺所蔵の文化財保護と継承に努めてまいりました。この度は、これまでの画家の手による「模写」という形での文化財保護の歴史を振り返り、さらに未来にむけての新たな文化財保護を予感させる展覧会を企画いたします。

<法隆寺旧金堂壁画を全面原寸大復元>
 1949年に焼損した法隆寺旧金堂壁画を全面原寸大で焼損前の姿に復元するとともに、最先端技術のスーパーハイビジョン(8K)プロジェクターを用いて、法隆寺金堂をテーマとした超高精細映像表現作品を展示します。焼損前に撮影されたガラス乾板やコロタイプ印刷、画家による模写などの資料をもとに、最先端のデジタル技術によって画像を統合し、さらに、本学がもつ壁画複製特許技術を用いて制作することにより、東京美術学校から受け継がれてきた「伝統」に、「現代」を織り込んだ新しい模写を提示できるものと考えております。
 本展示は、文部科学省および科学技術振興機構「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM, COI-T)」の研究課題です。この研究事業では、東京藝術大学が培ってきた芸術の発想力を最先端デジタル技術の開発に導入する高次元なハイブリッドによって、決して科学技術のみでは到達できなかったイノベーティヴな技術開発と高品質な文化コンテンツの開発を行っていきます。

info

別品の祈り-法隆寺金堂壁画-
会 期 : 2014 年4 月26 日(土)- 6 月22 日(日) | 10:00 - 17:00(入場は16:30 まで)
休館日 : 月曜日(4 月28 日、5 月5 日は開館)、5 月7 日(水)
会 場 : 東京藝術大学大学美術館・陳列館1 階および2 階
観覧料 : 無料
お問い合わせ : innovation@ml.geidai.ac.jp
主催 : COI-T「「感動」を創造する芸術と科学技術による共感覚イノベーション」実行委員会
後援 : 法隆寺

作品紹介

法隆寺旧金堂壁画
全面原寸大復元

本壁画は世界文化遺産・法隆寺の金堂壁画をテーマとし、古代から連綿と受け継がれてきた日本の伝統文化に現代のテクノロジーを織り込み、東京藝術大学が培ってきた伝統的な造形技術とデジタル画像技術を高度にハイブリッドさせた特許技術によって、原寸大に全面復元したものです。

法隆寺金堂×超高精細映像表現作品

最先端技術のスーパーハイビジョン(8K)プロジェクターを用いたアニメーションや、復元のプロセスを解説する映像作品です。

東京藝術大学COI「感動」を創造する芸術と科学技術による共感覚イノベーション拠点

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